長く、看護に携わってきました。
わたしは、長く看護に携わって生きてきました。
たくさんの患者さんに出会い、間違いなく私を育ててくれたのは、患者さんであり、医療の世界でした。
いつも思っていました。
どうして、ここまでやってしまうのだろう、と。
どうして、ここまで自分の心を注ぎ、体力を注いでしまうのだろう。
何度も、自分に問いかけてきました。
私の中にあるもの。
それは、「ほっておけない」という感覚でした。
「ほっておけない」を、どう説明したらいいのだろう。
看護は、気づいたら気づいた分だけ生まれてしまう。
気づいてしまうから、ほっておけないのです。
ずっと、「看護ってなんだろう」と問い続けてきました。
そんな時に、“引き受ける”という言葉に出会いました。
そうだったんだ、と腑に落ちました。
私がやってきたことは、「引き受ける」看護だったのかもしれない、と。
この言葉は、もともと私の中にあったものではありません。
けれど、この言葉に出会ったとき、やっと自分の看護が見えてきた気がしました。
きっと人は、それぞれ問い続けるものを持っているのだと思います。
私の場合は、
「看護ってなんだろう」
「生きるってなんだろう」
この場所は、そんな問いを言葉にして残していく場所です。

